【ブログ】自分史の役目とは…


あなたの身近に自分史を作った経験がある方はいらっしゃいますか。

自分史や自伝は、大きな功績を残した経営者や政治家、有名人などが

作るものだと思っている方がいらっしゃいます。

しかし、広辞苑で「自分史」を調べるとこのように記載があります。

平凡に暮らしてきた人が、


自身のそれまでの生涯を


書き綴ったもの。自伝。

広辞苑(第六版)

平凡に暮らしてきた人にスポットライトを当てることが自分史の役目なのです。


自分史をつくることで得られるメリットはどんなことがあるのでしょうか。

自分史のメリットとは…

1. 「あなた」が、残り続ける

「ひとは2度死ぬ」

「1度目は肉体が滅びたとき、2度目は人々から忘れられたとき」

残念ながら、生命を持った生き物は、必ず息絶える瞬間がやってきます。

現在の医学でも「肉体が滅びたとき」を回避する方法はありません。

しかし「忘れられたとき」を回避する方法はあります。

わたしがその時代に存在したことを、カタチとして残すことができれば

カタチが残っている限り、忘れられることはありません。

自分史は、その時代に「わたし」がいたことを証明する証として残り続けます。

かなでるでは、「国立国会図書館」に納本するサービスをご希望の方に対して展開

しております。日本国が滅びない限り、あなたは残り続けます。

2. 客観視でき、前向きになれる

自分史の製作過程では、辛い思い出を語る場面があります。

過去の辛い体験を思い出すことは、心労が伴いますが

誰かに人生を語ることで、自分自身を客観的に観ることができるようになります。

辛い体験もあらためて語ることで「あの体験があったから、今があるんだ」

と認識することが、今後の人生を前向きに進めるきっかけになります。

3. やりたかったことが見つかる

社会で長い間暮らしていると、他人と比べることが増え、自分と向き合う

機会は減っていくものです。

あなたは子供の頃何になりたかったですか。どんな時に喜びを感じていましたか。

そんな些細なことでさえ、あらためて自分に問う機会はないでしょう。

自分史をつくることは、自分という人間が本当にやりたかったことは

何かを教えてくれる機会になるのです。

自分探しにインドに行く人もいますが、本当の自分は、あなたの中にしか存在していません。

インドに本当のあなたはいないのです。

4. あなたを愛せるようになる

「平凡な人生で、輝かしい経歴もなく、価値のある人生ではないよ」

そういった言葉を聞くこともあります。

価値の無い人生などないとわたしは思っています。

どんな人生であっても、喜びの瞬間はあったはずです。

誰かから必要とされた瞬間はあったと思います。

「いろんなことがあったけど、自分も頑張ってきたよ」と

自分を認めてあげてください。自分を愛してください。

あなたの味方は、最初から最後まで「あなた」なんですよ。

自分史をつくる過程で、きっとそれが認識できるはずです。

5. あなたを理解してもらえる

自分史というと、年配の方がつくるイメージですが、最近は

就職活動の自己分析として使われたり、企業の研修として

製作実習があったりと、広い年代に向けて活用されてきています。

先ほどもメリットとしてあげましたが、自分をよく知ることができる

と同時に、第三者にあなたを理解してもらうことができる貴重な資料となります。

個人で商売をされている方や、自分自身が商品価値があるようなお仕事

の方などは、自分史を配ることで「わたし」という人間を知ってもらうことができるのです。

または、経営者などで社員ひとりひとりに対して、自分の想いを伝える

ことは難しい場合に、どんな想いで創業して今に至ったかを書き記し

伝えることも大きなメリットがあります。


このように、自分史をつくることによるメリットは多くあります。

自分史という文化は、まだまだ日本において浸透していませんが

私たちは、この文化を広める活動を続けていきます。

ご興味のある方は、いつでもお気軽にお問合せください。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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